自立学実践研究所で発行した書籍・レポートです。

1,うちの子、なんか変!? マンガでわかる障がい児の育て方・伸ばし方

うちの子、なんか変!? マンガでわかる障がい児の育て方・伸ばし方 表紙
うちの子、なんか変!? マンガでわかる障がい児の育て方・伸ばし方 裏表紙
書籍名 : うちの子、なんか変!?: マンガでわかる障がい児の育て方・伸ばし方
著者 : 竹之内幸子 , 田中佑樹
出版社 : 合同フォレスト出版
発行日: 2022年10月

読者の声

親御様からの声

Aさん
Aさん
ご挨拶のところに書かれている「思うだけであなたの視点は、もう切り替わっています。」は、最初に心を掴まれた言葉です。

心配や不安は子育てをしている中でつきものですが、その困りごとをポジティブにとらえることが出来なくても、「子どもの笑顔がなくなってしまわないようにどうしたらいいか?」と考える時点で、どんな人でも意識を切り替えていける一歩を踏み出しているのかも⁉︎と思えて勇気を頂く事が出来ました。

とはいえ、その一歩がとても悩ましいもの…。本書ではこの一歩を踏み出すために、その時々の基本情報がわかりやすく書かれていて、辞書的に開く事が出来ます。また、その時々に陥るバイアスも取り払う事が出来ます。そして、そこに添えられているマンガにきゅんと心を掴まれたり、じわっと心が温かくなったり…重くなりがちなテーマもとても爽やかに拝読させて頂きました。

子どもが…親が…意識の変容をしなければならないと考えがちですが、社会や企業・雇用などが変容していく流れも捉えることが出来る事も出来、支援する・されるという事でなく、親も子も…周りにいる人たちも、その人がその人のままに一歩ずつ歩んでいけるという事が一貫して書かれているので、色々な方に読んでいただきたいなと思いました。
Bさん
Bさん
障がいを持つ子が、この日本という国の中で、どう生きていけば幸せになれるのか、子も親も、楽しく成長していくために必要な知識、情報が満載の本でした。本を開いて目次を見れば、今の自分が欲しい情報を一目で探す事ができ、漫画も沢山あって、とても読みやすかったです。

生まれてから親亡き後まで、子供の一生を通して必要な事が、これだけ整理されてわかりやすく書かれている、また、読んでいて、安心する、心に余裕ができる、将来に希望が持てる、こんな本に、初めて出会いました。

著者お二人が、実際に障がいを持つ人の親として、また、支援者として、日々の生活の中で、愛を以て実践されて来た事だからこそ、こんなに胸を打つのですね。多様性の中で、健常、障がい、そんな言葉がいつか無くなる時が来るという希望を持って、いつも傍に居て欲しい、心強い一冊になりました。
Cさん
Cさん
保育園勤務で0歳から就学前のお子さんと過ごしています。この本は、集団で成長するにつれて、文字通り『うちの子、なんか変⁉︎』と不安を覚える保護者の方にお勧めです。

私も障害を持つ子の母となって早30年。漫画に盛り込まれたエピソードにも心が温まります。子育てに正解はありませんが、私の目標は、障害の有無に関係なく、自分の人生を生きられる子に育てること、そのために大切にしていたことのひとつが、長子をヤングケアラーにしないこと、次子の環境をユニバーサルデザインに近づけていくことでした。

ダイバーシティが推進される現在は、選択できるサービス=社会資源も様々です。この本を活用して視野を広げ、小さな一歩から実り多き日々へと導かれていくことを心から願っています。

支援者からの声

Dさん
Dさん
著者のひとりである竹之内幸子さんは、自身が「障がい児のママ」であり、障がいのある息子さんを立派に育て上げた経験を持つ。言わば「障がい児の子育て」の先達である。「そうそう、それが知りたかった!」と思わずひざを打つ内容は、彼女の実体験があってこそだろう。子育ての悩みや不安を、「毎日やってくるアドベンチャーだ!」と笑いに変えてきたという竹之内さん。そんな彼女の明るさの秘訣が、本書にはぎっしり詰まっている。

そしてもう一人の著者である田中佑樹さんは、「障がい者就労支援のプロ」である。ちなみに、「就労支援のプロ」というと、「とにかく『就職させること』しか考えてないんじゃないか」と思われる方もいるかもしれない。だが田中さんのスタンスは全く異なる。「『本人の行きたい方向に行くために、ともに考えること』、これが支援です。支援者がここに連れて行ってあげたい、という場所に本人をお連れするという話ではありません」と彼は言う。

このような「支援」の大切さは、なにも「障がい者」に限ったことではないだろう。そして本書を読んでいると、このように「あれ、これって障がいのあるなしに関係なく、めっちゃ大事やな……」ということが、とてもたくさん出てくる。

人生は選択の連続である。その中で「ああ、こっちじゃなかった!」と思うことだってあるだろう。けれどもそこで過去を悔やみ続けるのではなく、『そこで何を得られるか』を前向きに模索する。本書で語られるこうした考え方の大切さも、障がいのあるなしには全く関係がない。人が生きる上で大切なことは、本来とてもシンプルなことのはずだ。そして本書は「障がい」というフィルターを通すことによって、結果的にその「本質」の部分だけが見事に抽出されているのだ。

だが何より本書の出版は、障がい児に関わる人たち、そして子育てに四苦八苦する全ての親たちにとって朗報と言える。「とりあえずこれを読んでおけば大丈夫」と言える一冊の価値は、個人にとっても社会にとっても計り知れない。