先日、とある保育園にて保育士、保護者、教員、児童発達支援員向けの事例検討勉強会を実施しました。

事例検討と言えば、数名のグループに分かれ、それぞれの意見を持ち寄り、事例に対するより良いアプローチを考えていくスタイルですが、今回は少し変わった事例検討勉強会になりました。

 

今回の勉強会は保育園主導で開催がされました。

勉強会を発案した方からは、事前にこんなことを言われました↓

 

「保育園のミッションやビジョンだけではなくて、将来子どもたちが期待されることを想定して、色々なアプローチを考えられる会をしたい」

 

児童や学齢期の特性を持った子どもに関わる大人は、将来、子どもにどんな未来や選択肢があるのかイメージしづらいと思います。

そのため、特性を持った子どもが成人になり、障害者雇用で働き続ける場合や福祉サービスを利用する際に、社会から期待されることを想定して、勉強会の資料を作成しました。

ただし、結果的には、障がいあるなしに関わらず、「大人になってから社会から期待されること」考えられる資料となりました。

 

【今回の事例検討勉強会の流れ】

1、事例を読んで、各人でアプローチを考える(個人ワーク)

*事例は架空のものです

 

 

2、各人のアプローチを発表(立場の違う他者の意見から学ぶ)

 

 

3、「大人になってから社会から期待されること」の話(匿名で意見を収集しながら講和)

*一部抜粋

 

 

4、1で考えた事例に対するアプローチを再び考える(講和前と講和後にアプローチの違いを実感する)

 

5、質疑応答

6、座談会(みんなで意見交換)

 

 

地域の中で組織を越え、様々な立場の方の意見が聞けるのは貴重な経験ですね。

今回は素敵な機会を設けて頂き、ありがとうございました!